カップル・新婚の皆さん、お部屋探しは順調ですか?
同棲あるいは新婚生活で二人暮らしを始める場合、「二人暮らしの生活で必要なものってなんだろう?」と考えている方もいらっしゃると思います。
これまでは自分一人のことだけ考えていればよかった生活が、二人暮らしの共同生活になると大きく変わります。パートナーのことも配慮したお部屋選び・必需品を買いそろえることが必要になってきます。
では、二人暮らしの生活において必要なものとは、具体的に何があるのでしょうか。今回は二人暮らしを始めるにあたっての必要なものについて、ポイントを解説しています。
これから賃貸物件で二人暮らしで新生活を始めようと検討している方々は、ぜひ参考にしてくださいね!
二人暮らしの生活に必要なものはズバリこれ!
まず、二人暮らしの必須アイテムを見ていきましょう。
何が必要かをはっきりとさせることによって、今まで使っていたものを二人暮らしの新しい住居に持っていくか、新たに購入するかが見えてきます。
代表的なものから紹介していきます。
家電
一人暮らしの際に保有しているものもあるかと思いますが、二人暮らしになると家電の大きさや容量を再検討しなくてはならなくなります。
二人暮らしで必要な家電は、以下があります。
- 冷蔵庫
- テレビ
- 洗濯機
- 炊飯器
- 掃除機
- 電子レンジ
- 照明器具(備え付けのものがない賃貸物件もある為)
- エアコン(備え付けのものがない賃貸物件もある為)
キッチン用品
日々料理をするお二人なら、キッチン用品も買いそろえておきましょう。二人暮らしの物件になるとキッチン周りの設備が充実している場合も多いですが、必要によってはラックやコンロを買い足して生活しましょう。
- 調理器具
- 食器
- コンロ(備え付けのものがない賃貸物件もある為)
- キッチンラック
家具
家具も二人暮らしを機に初めて購入するものが増えるものが多いです。一人暮らしよりも広い間取りとなる為、ソファなどくつろぐための家具を買いそろえてみるのもおすすめです。
また、カーテンは窓の数分必要になってきます。入居時もしくは内見時から寸法を測っておき新生活に備えましょう。
- テーブル
- ソファ
- タンス
- ベッド
- 椅子
- カーテン
バス・洗面所用品
バス・洗面所用品も、二人暮らしを開始するにあたりアイテムの種類が増える傾向があります。
お互いにボディソープや歯磨き粉、洗浄スポンジなど、これじゃないと困るといった嗜好がある場合があるので、二人暮らし開始前に揃えることが大事です。
トイレ用品
生活の必須用品がトイレットペーパーです。新居の引越しのバタバタで忘れがちになることも多いので、しっかりと二人分を用意しておきましょう。
また、トイレは暗くなりがちな空間なので、カラフルなマット・カバー・スリッパ、芳香剤を設置していれば、来客も好印象を持つでしょう。
常に清潔な空間をキープするために、トイレ用洗剤・掃除用ブラシも忘れないようにしましょう。掃除を怠ると不潔なだけでなく、病気の原因にもなります。
また、雑貨入れがあると、用品や用具を整理できて便利です。
その他の生活用品
ティッシュやゴミ箱なども二人分を用意しなくてはいけませんが、玄関周辺の用具もしっかりと揃えておきましょう。
- 玄関マット
- スリッパ(自分用・来客用)・専用ラック
- 靴べら・靴磨き用品
- 鏡
- 傘立て
- シューキーパー(靴の型崩れ防止アイテム)
- コート掛け
- 乾燥剤や防臭剤
- 掃除用品
玄関のためのアイテムを揃えることも大事ですが、収納スペースがない場合、玄関先がごちゃごちゃとしてしまいます。それらを収納するラックなども購入検討しておきましょう。
必要なものを揃える際の大事なポイント
二人暮らしにおいて必要なものを揃える際、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。大事なポイントを紹介しましょう。
予算を考慮する
必要なものを揃える際に重要なのは、二人の予算との兼ね合いです。二人暮らしの開始を機に生活に使うものはすべて一新して、新鮮な気持ちで新生活をスタートすると考えている方も多いかもしれません。
居住空間にあるものすべて新品にすると、気持ちも一新しますが、何もかも新品で購入すると、手持ちの資金がなくなってしまいます。
どんどん新品を購入するのではなく、手持ちの家具や家電で使えるものは使用を継続しましょう。
また、同じ新品の購入でも少しでも節約するために、家電・家具を極力安いもので済ませるカップル・夫婦もいますが、安さだけにこだわるのも控えましょう。
安いものはそれだけ長持ちしにくい可能性もあり、購入してすぐに故障した場合、修理代・別のものを購入する費用がかかり、節約したつもりが出費が増えます。
そのアイテムの耐久性なども確認しましょう。
二人でよく話し合う
二人暮らしにおいて大事なのは、自分の独断だけで決めずにパートナーの意見に耳を傾けることです。
いままでの生活は自分ひとりのことだけを考えていればよかったですが、二人暮らしの場合は自分以外のパートナーと同じ居住空間で生活を送ります。
いくら好き同士での共同生活とはいえ、完全に趣味・嗜好、ライフスタイルの考え方が同じとはいえません。
自分が生活に必須と思って購入したアイテムであっても、パートナーにとっては不要・無意味だった場合、それが原因でケンカになる可能性もあります。
自分の好みを押し通すのではなく、両者の意見を交換して共通点を見つけながら、アイテム購入を進めていきましょう。
物件の設備もチェックする
物件によっては、備え付けの設備が充実しているところもあります。
たとえばエアコン・インターネット無料・キッチン周りの棚やコン・玄関のシューズボックスなどです。
設備が充実している場合は各種アイテムを購入する必要がないため、生活に必要なアイテムを揃える手間が省けます。
設備のことを考えずに購入すると損をしてしまうため、どんな設備があるのか物件情報はしっかりとチェックしないといけません。
かといって、設備の充実した物件を選ぶと家賃が高くなるため、予算面も考慮する必要があります。
購入しなくても良いアイテムを決めておく
二人暮らしの生活を開始する場合、物件の設備が充実していれば一部のアイテムの用意は不要と説明しましたが、もうひとつ必要アイテムの用意がいらないケースがあります。それは、あらかじめ所有していたものを、二人暮らしの物件に持っていくケースです。
二人暮らしの新生活のために、あらゆる新品の生活用品を買い揃える経済力があれば問題ありません。しかし、ほとんどのカップルはなるべく出費は避けようとする傾向があります。
以前から使用しているもので、それほど経年劣化していないものがあれば、二人暮らしのために買い替える必要はありません。それを二人暮らしの住居でも継続して使用すれば、余計な出費も抑えられます。
ただし、以前から使っていたものは、二人暮らしに対応したものではないために、すべてのアイテムが二人暮らしに適しているとはいえません。将来的に買い換える・すぐ購入が必要・継続して利用可能、という3つの点を考慮して、購入する・しなくても良いアイテムを選別しましょう。
必要なアイテム選びの注意点
二人暮らしに必要なアイテムを購入する時に気をつける点は「二人で暮らすことを前提として選ぶ」という点です。
同じアイテムであっても大きさや容量などに違いがあるため、一人暮らし層をターゲットにしたアイテムを購入してしまうと不便に感じてしまうという可能性があります。
失敗を回避するために、アイテム購入の際はそれぞれの大きさや容量を押さえておくことが大事です。
では、二人暮らしに必要なものを購入する際の注意点とは何か、アイテムごとにその注意点を説明していきましょう。
冷蔵庫
一人暮らしをしていた時代は外食がメインのために、家の冷蔵庫は最小限の機能のみで、さらに冷蔵庫内もほぼ空っぽという方もいたと思います。
しかし、二人暮らしになってどちらかが自炊するのであれば、余裕のある収納容量を持つ冷蔵庫を購入すると便利です。大きめな冷蔵庫であれば、作り置きしたものを保管できるため、節約のための自炊を頻繁に行なっても困りません。
冷蔵庫のサイズは、二人暮らしの食事頻度・自炊の種類(簡単なものから本格的なものまで)によって異なりますが、200〜400Lほどを目安にするといいでしょう。
ドアの種類も、左右・観音開きとあります。居住空間の広さ・配置場所(コンセントの位置)を配慮して、どんなドアの種類が適しているか決めましょう。
さまざまな機能(省エネ機能・脱臭機能・野菜の鮮度を保つ機能など)のチェックも大事です。
テレビ
テレビは、一人暮らし時代に使っていたものをそのまま使うと、サイズが小さ過ぎる場合があります。場合によっては寝室と2台でほしい方もいらっしゃるでしょう。どちらにせよテレビを置く部屋の広さを考慮してサイズを決めることが大事です。
ソファーの置き場所・テレビとソファーの距離などを計算して、32〜40インチほどのテレビが適切といえます。
また、パートナー同士の好きな番組がそれほど被らない場合は、W録画機能のついたテレビもおすすめです。テレビの機能もチェックしておきましょう。
ソファー
主にリビングに置くソファーは、サイズやゆったり具合によって、くつろぎの時間を快適に過ごせるかが決定する重要なアイテムです。
ソファー選びは、二人一緒に座ってゆっくりと過ごせるかが重要なポイントなので、部屋の広さとソファの大きさを考慮して選びましょう。
リビングがそれほど広くないなら、部屋の圧迫感を少なくする背が低いソファーがおすすめです。また、床の掃除を楽にしたい場合は、ソファー下の埃を楽に掃除できる足付きソファーがいいでしょう。部屋の広さ・ライフスタイルを考慮して選ぶことが大事です。
洗濯機
二人暮らしが始まると洗濯物の量は2倍になります。45L以下の洗濯機の場合、買い換えたほうがいいでしょう。
縦型・ドラム式のどちらかを選ぶのも重要なポイントです。ドラム式は価格は高めですが、節約機能など機能が充実しています。今後の生活においてどんなタイプが便利なのか考えましょう。
テーブル
テーブルは、ダイニングテーブル・リビング用テーブルなどがありますが、ライフスタイルや居住環境・部屋の広さに合わせてどんなサイズかを選択するのかが大事です。
意外と知られていませんが、和室であっても椅子や机を置くことはできます。
デザイン面や大きさばかりにこだわると、生活空間を圧迫することもあります。どんなサイズが使い勝手が良いのかを考えましょう。
炊飯器
炊飯器の炊き加減などにこだわりたい場合は、IH炊飯器がおすすめです。マイコン炊飯器と違ってお米全体にムラなく熱が伝わります。
毎日食べる量によって、何合炊きにするか、大きさも検討しておきましょう。
また、ご飯を炊く以外にも使い勝手があるため、予算に余裕があれば多機能のものを選ぶといいでしょう。
掃除機
二人暮らしは、床に落ちる髪の毛の量・埃の量も増えるため、吸引力のある掃除機の購入がおすすめです。環境が不衛生だと病気にもかかりやすいため、日々の掃除がしやすい掃除機があるのが好ましいでしょう。
軽量・充電式コードレスタイプであれば、女性でも苦労なく掃除が行なえます。
紙パック式のものかサイクロン式かカプセル式か、掃除機内のゴミ掃除がしやすいものも検討しましょう。
電子レンジ
暮らしの中でかかせないのが電子レンジです。料理のどんな工程にも使える便利さのため、多機能・高性能の電子レンジの購入がおすすめです。
また、お菓子作りやグラタンなどを作る場合オーブンレンジにしておくと便利です。
日々の生活でパンを食べたいという方は、トースターの購入も合わせて検討しましょう。
照明器具
賃貸物件で照明器具は、備え付けの場合もあれば取り付けが必要な場合もあります。
取り付けが必須な部屋でありながら、入居前に照明器具を用意してなかった場合、部屋が真っ暗な状態で過ごすことになるため、事前に備え付けかどうか確認しましょう。
取付が必要だった場合は、照明器具の取り付け方を確認し、部屋の広さに合った明るさのものを選びましょう。
カーテン
カーテンも引っ越し当日に必須なアイテムです。カーテンをしないと特に低層階では部屋の中が外から丸見えになるため、入居前に購入しておきましょう。
カーテンの柄やカラーも人によって好みが異なるため、二人で話し合ってカーテンのタイプを決めるようにしましょう。
その他
キッチン用品、食器類などは、一人暮らし用のもので問題なければ、新たに購入する必要はないですが、二人暮らしの場合は共同で使うものも多々あります。
それぞれ自分に合うサイズ・デザインがあるため、購入する際は自分一人で購入せずに、二人で何を買うか決めましょう。
また、エアコンやガスコンロは備え付けの場合もあるので、何が備え付けなのか把握しておきましょう。
二人暮らしのお部屋選びのポイント
二人暮らしに適したお部屋探しをする際、押さえておくべきポイントは、次の3つです。
家賃
家賃は、設備やセキュリティの充実、立地によって変動します。
家賃は「月収の3分の1以内」に抑えるのが目安と言われています。二人の収入に合わせたお部屋を選びましょう。
間取り
間取りを選ぶ際、部屋の動線を事前にシミュレーションすることも大事です。玄関→キッチン→リビングという移動が無理なくできるか、家具などを配置することを想定して、考えておきましょう。
部屋の広さ
広さは、居住空間にどれだけの荷物を持っていくかによって、決定します。荷物が多いのに部屋数が少ない・狭い場合、不便な生活になってしまいます。
また、荷物の少ないシンプルな生活なのに、無駄に部屋がある・部屋が広いと、生活しづらいだけでなく、高い家賃も毎月払うことになります。
二人暮らしのお部屋の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にして見てください。
同棲に必要な部屋の広さは?同棲カップルの部屋の選び方についても徹底解説!
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まとめ
二人暮らしを開始する際は、自分一人だけの空間でなくてパートナーがいることを前提にして考えることが大事です。
家電や家具などは、自分一人で好きなものを購入するのではなく、相手の趣味嗜好・使用用途なども確認しましょう。
二人暮らしを円滑に進めるためには、二人暮らしの生活において必要な家具・家電・その他のアイテムは何か、実際に居住空間に配置した場合、どういう機能であれば便利かなどを、二人で話し合ってシミュレーションすることが大切です。
二人暮らしにおいて必要なものを事前にしっかりと把握して、新生活を楽しみましょう!