
これから一人暮らしをしようと考えている方のなかには、
「家賃が抑えられる木造アパートに住みたい」
「木造アパートの性能って大丈夫?」
「木造アパートのメリット・デメリットについて知りたい」
といったことに疑問を感じている方が多いのではないでしょうか。
木造アパートの最大の魅力は、家賃が安く抑えられることです。その反面、気密性が低かったり、防音性に劣っていたりなど、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて不安視されることが多い傾向にあります。
そこで今回は、一人暮らしを検討している方向けに、木造アパートのメリット・デメリットについて紹介します。併せて、木造アパートと鉄骨アパートの性能の比較や防音対策の方法について深堀りしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
木造アパートのメリット4選

木造アパートのメリットは、以下の4つです。
- デッドスペースが生まれにくい
- 家賃が安く設定されている
- おしゃれな賃貸物件が多い
- 通気性が高い
1つずつ確認していきましょう。
デッドスペースが生まれにくい
木造アパートは、鉄筋コンクリート造に比べて柱が細くなる傾向にあります。そのため、室内にできる凹凸が少なくなり、デッドスペースが生まれにくくなります。デッドスペースが少なくなることで、家具の配置がしやすくなるため、生活しやすい間取りが作りやすいです。また、デッドスペースがないお部屋は、柱による出っ張りが多いお部屋よりも広く感じられます。
家賃が安く設定されている
木造アパートは家賃が安く設定されています。木造は鉄筋コンクリート造などに比べて、建築費を抑えられます。建築費が抑えられるということで、家賃を下げて貸すことができます。
また、木造アパートはエレベーターや監理設備費用などがかかりません。必要最低限の建築費で建設できることから、木造アパートは家賃が安く設定されています。
おしゃれな賃貸物件が多い
木造アパートは、構造の自由が効きやすいです。建物の設計や間取りの自由度が非常に高いため、おしゃれな賃貸物件を建設しやすくなります。実際にデザイナーズアパートを初めとしたおしゃれな賃貸物件には、木造が使用されていることが多いです。安い家賃でおしゃれな賃貸物件を借りたい場合は、木造アパートも視野に入れると良いでしょう。
通気性が高い
木造アパートは通気性が高いです。そのため、室内に熱が溜まりにくく、空気の循環を簡単に行うことが可能です。また、湿気が生まれづらいため、カビやダニなども発生しづらくなります。ウイルス対策の一環としても重宝されるため、木造アパートの通気性の高さは健康面でも良い効果が期待できます。
木造アパートのデメリット4選

木造アパートのデメリットは、以下の4つです。
- 防音性に劣っている
- 築古だと耐震性が劣っている場合がある
- 耐用年数が短い
- 気密性が低い
それぞれ順番に確認していきましょう。
防音性に劣っている
木造アパートは通気性が良い反面、防音性に劣っています。そのため、「隣人の話し声がうるさい」「上の階の人の足音がうるさい」というような音に関するトラブルが発生しやすいです。
防音性が低いということは、隣人の音だけでなく、自分が発する音が漏れている可能性が高い点にも注意が必要です。大きな音を出していないつもりであっても、隣人にとっては迷惑と感じていることが多くあります。木造アパートに住む場合には、入居後でもできる防音対策を徹底し、トラブルを未然に防ぎましょう。
築古だと耐震性が劣っている場合がある
築古の木造アパートの場合、耐震性が劣っている場合があります。特に、1981年以降に建設された木造アパートの場合、新耐震基準に適していないため、耐震性が低い可能性があります。
そのため、木造アパートを選ぶ際には築年数も確認しておきましょう。2000年以降であれば、新耐震基準にさらに細かく仕様が定められた木造アパートが建てられています。耐震性に対する不安を感じる方は、なるべく2000年以後に建設された木造アパートに住むようにしましょう。
耐用年数が短い
木造アパートは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて、耐用年数が短いです。耐用年数とは、固定資産を本来の価値を保ったまま使用できる期間のことです。資産としての価値が下がるということなので、決して耐用年数が過ぎた建物に住むことができないわけではありません。
木造アパートの耐用年数が低いと言われている理由に、建物劣化のスピードが挙げられます。木造は、耐用年数近くなると、雨漏りをして木材が腐るなどの劣化が起こります。目安とされる耐用年数に近づくにつれ、建て替えや取り壊しを決行する賃貸物件も少なくはありません。
気密性が低い
木造アパートは、気密性が低いというデメリットを抱えています。気密性が低い木造アパートは、隙間から空気が逃げます。そのため、冷暖房の効きがあまり良くありません。冷暖房の効きが悪いと、設定温度を下げたり、上げたりして部屋を快適な状態にするしかありません。
その結果、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて、光熱費が高くなってしまうことが多いです。気密性は、建物全体の問題になります。しかし、入居後に窓へ断熱シートや隙間テープなどを張り、外気を防ぐなどの対策はできます。材料は簡単に誰でも手に入れられるため、木造アパートに住む場合には、気密性に対する対策を検討しておきましょう。
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木造アパートと鉄骨アパートを比較

木造アパートと鉄骨アパートでは、近年開発が進んだおかげで、防音性においては木造と鉄骨造で大きな差がなくなったという説もあります。鉄骨造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2パターンがありますが、鉄骨造のアパートは「軽量鉄骨造」の場合が多いです。軽量鉄骨造は柱や梁などの建物の骨組みに、鉄骨を使用する構造のことです。
重量鉄骨とは使用する鋼材の厚さが違います。防音性については重量鉄骨より軽量鉄骨の方が低いです。
それを踏まえてここからは、木造アパートと鉄骨アパートを以下のパターンで比較していきます。
- 防音性
- 耐震性
- 耐火性
- 断熱性
1つずつ順番に紹介していきます。
【防音性】木造<鉄骨造
防音性は、木造よりも鉄骨造の方が優れています。木造は壁や床、天井が薄いため、足音や話し声、家電の音などが響きやすいです。とはいえ、最近の木造アパートは防音性能が優れつつあります。そのため、防音性については鉄骨アパートとそれほど差がありません。
【耐震性】木造≦鉄骨造
耐震性は、木造よりも鉄骨造の方が優れています。特に、1981年以前の木造アパートは新耐震基準を満たしていない建物が多いため、耐震性に欠けているケースが多いです。
とはいえ、現在は建築基準法の改正や施工技術の発展により、一定の基準を満たしている木造アパートは、鉄骨アパートと比較してもそれほど差がないと言われています。そのため、木造アパートを選ぶ際には、何年に建設されたのかを確認しておく必要があります。
【耐火性】木造=鉄骨造
耐火性は、木造と鉄骨造に差はありません。一般的に木材の方が燃えやすいのでは?と思われがちですが、鉄骨造であっても燃えてしまえば、建物は倒壊してしまいます。耐火性については構造を基準に考えるのではなく、火の使用方法について注意することが大切です。
【断熱性】木造>鉄骨造
断熱性は、鉄骨造よりも木造の方が優れています。なぜなら、鉄は木材に比べ熱伝導率が高く、吸湿性が劣っているからです。そのため、鉄骨造の方が冬場は寒く、夏場は暑くなりやすいです。
また、鉄骨造は湿度が上がりやすいため、室内がジメジメとしやすくなります。カビやダニなどができやすいため、定期的に窓を開けたり、エアコンを使用したりして、湿気を逃がす必要があります。
木造アパートで防音対策をするなら

木造アパートの防音対策として、以下の方法が挙げられます。
- カーペット・クッションマットを敷く
- 防音カーテン・フィルムを貼る
- 角部屋・最上階・最下階を選ぶ
1つずつ順番に見ていきましょう。
カーペット・クッションマットを敷く
床の防音対策を行うなら、カーペット・クッションマットを敷きましょう。カーペット・クッションマットを敷いておくことで、足音や物音などを防いでくれます。商品によっては、遮音性能が記載されているものも用意されています。どの商品を購入すれば良いか分からない方は、性能を基準に選びましょう。
防音カーテン・フィルムを貼る
窓の防音対策を行うなら、防音カーテン・フィルムを貼りましょう。防音カーテン・フィルムを取り付けることで、窓の隙間によって起こる音の漏れを防いでくれます。また、フィルムのなかには、防音性に加え、断熱性を高めてくれる商品があります。お部屋の性能を全体的に高めたい場合には、防音カーテン・フィルムを貼ることも検討しましょう。
角部屋・最上階・最下階を選ぶ
防音対策を目的とし、賃貸物件を選ぶ際、角部屋や最上階、最下階のお部屋を選びましょう。角部屋や最上階、最下階は、1〜2面外部に開放されているため、音が漏れても近隣に響くことが少ないです。そのため、木造アパートで犬や猫、楽器を演奏するなど、音を発する要素を持ち込む場合には、住む部屋にこだわる事が大切です。隣人との関係を良好に進めるためにも、お部屋選びからこだわりましょう。
木造アパートに関するよくある質問

最後に、木造アパートに関するよくある質問について深掘りしていきます。
- 木造アパートと木造マンションの違いは?
- 木造アパートがおすすめな人とは?
それぞれ順番に確認していきましょう。
木造アパートと木造マンションの違いは?
木造アパートと木造マンションに明確な違いはありません。賃貸物件の大家や管理会社が独自の判断で建物をアパートやマンションと名付けていることが大半です。しかし、不動産会社や賃貸物件を確認できるポータルサイトでは、「2階建て以下の建物はアパートで、3階建て以上はマンション」「建物にエントランスがない場合はアパート、ある場合はマンション」という風に区分している場合があります。
木造アパートがおすすめな人とは?
木造アパートがおすすめな人は、以下の通りです。
- 家賃を抑えたい人
- インテリアにこだわりたい人
- おしゃれな賃貸物件に住みたい人
- 部屋の広さを重要視する人
木造アパートは、建築費が安く抑えられるため、おのずと家賃が安く設定されています。また、柱や梁は細かく分けられているため、デザインの自由度やデッドスペースの無さに優れています。
そのため、おしゃれな賃貸物件が多く建てられていたり、好みのインテリアを自由に置けたりすることが可能です。また、デッドスペースが少ない木造アパートは部屋を広く感じられます。
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木造アパートと鉄骨造アパートに大きな差はないので安心して選ぼう!

今回は、一人暮らしを検討している方向けに、木造アパートのメリット・デメリット、木造アパートと鉄骨アパートの性能の比較や防音対策の方法について紹介しました。木造アパートは家賃が安く設定されていたり、通気性が高かったりなどのメリットがあります。
反対に、デメリットとして防音性に劣っていたり、気密性が低かったりすることが挙げられます。木造アパートに限らず、どの構造体でもメリット・デメリットはあります。そのため、今回の内容を参考に、木造アパートに住むべきかどうかをしっかりと検討しましょう。