賃貸のお部屋の向きが重要な理由は?方角別のメリット・デメリットも紹介!


「南向きが人気!」とお部屋探しをされていると、耳にすることが多いのではないでしょうか。賃貸のお部屋によって、向きはバラバラです。お部屋探しでは、向きによってお部屋選びを行うぐらい、重要視されている要素でもあります。

そこで今回は、

「賃貸のお部屋選びで方角が重要な理由ってなに?」

「方角別にそれぞれの部屋の特徴について知りたい!」

「方角でお部屋を選ぶときのコツやポイントを知りたい!」

という方に向けて、方角別に賃貸のお部屋選びのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

賃貸のお部屋選びで方角が重要な理由

賃貸のお部屋選びでは、方角が重要視されています。その理由は、方角が運気に関わるからです。賃貸の方角は鬼門と裏鬼門の2種類が関係しています。鬼門とは、鬼が出入りする門のことを指しています。賃貸のお部屋では、鬼門と裏鬼門に以下3つの箇所を設けるべきではないと言われています。

  • 玄関
  • 水回り
  • キッチン

3つのお部屋を鬼門と裏鬼門に配置しないことから、賃貸のお部屋の多くは、鬼門・裏鬼門に、子ども部屋や寝室、書斎を配置することが多くなっています。このように、運気によって方角が大切にされている場合もありますが、お部屋選びの際には「日当たり」で方角を重視する傾向にもあります。次の章から詳しく見ていきましょう。

そもそも「南向き」ってどういう意味?

南向きとは、建物やお部屋のバルコニーの方角が南に向いていることを指します。南向きには、他の方角にはないメリットが数多くあるため、賃貸のお部屋の中でも人気があります。

メリットの中でも特に着目されるのが「日当たりの良さ」です。日本では、建物の断熱性能の低さ、空調の不十分さなどが目立っていました。近年、断熱性や空調機能が高い製品が販売されていることにより、数十年前よりかは住みやすくなっています。

また、日本は四季の変化によって寒暖差が激しく、海に囲まれていることで湿度も高めです。日本の風土と建物の現状から、日当たりの良い南向きのお部屋は住みやすいと感じる方が多くなっています。本記事では南向きのメリット・デメリットについて、後述しますので、ぜひご覧ください。

【方角別】それぞれの部屋のメリット

ここでは、方角別にそれぞれのお部屋のメリットを紹介します。お部屋によってメリットは大きく異なりますので、お部屋選びのご参考にしてみてください。

南向き

南向きは他の方角よりも、日照時間が長いため、洗濯物が乾きやすいです。お部屋が暗くなることも少ないので、照明器具を使用する必要もほぼほぼありません。冬場であっても、太陽が出ていれば、日差しの温かさを感じられるのもメリットの1つです。日差しの温かさにより、冬の寒い時期に暖房器具の使用を減らせるため、光熱費の節約にも繋がります。

北向き

北向きは、南向きとは異なり、柔らかな光が入ってきます。目に優しい光が入ってくるので、勉強や細かな作業におすすめです。また、日差しが反射し、テレビやパソコンの画面が見づらくなるという問題が起きにくい方角でもあります。

ただ、北向きは南向きに比べ、メリットはそれほど多くないため、家賃は低く設定されている傾向にあります。そのため、お部屋の家賃を抑えたい方におすすめの方角です。

西向き

西向きは午後から夕方にかけて、日差しが強くなります。日差しは部屋の奥まで入るため、夕方の時間でも温かく快適に過ごせます。洗濯物は午後から干した方が乾きやすいため、午前中にゆっくりと洗濯物を回しても、問題ありません。

東向き

東向きは、朝の日差しで爽やかに目覚められることができる方角です。早朝から日差しを浴びられるため、体調管理面でもプラスに働きます。また、洗濯物を早朝に干しておけば、効率的に洗濯物も乾かせます。午前中の時間を充実させたい方に、東向きの方角のお部屋はおすすめです。

【方角別】それぞれの部屋のデメリット

次に、方角別でそれぞれのお部屋のデメリットを紹介します。お部屋によってデメリットも大きく異なりますので、お部屋選びのご参考にしてみてください。

南向き

南向きは日差しが強いため、夏場になると、部屋の中が一気に熱くなります。そのため、夏場は冷房による電気代がかさむというデメリットがあります。また、窓近くに家具や本があると、強い日差しにより、傷んでしまいます。

南向きはメリットが数多くあり、最も人気がある方角です。そのため、他の方角に比べて、お部屋の家賃が高く設定されているのもデメリットに挙げられます。

北向き

北向きは、日差しが入りにくい方角になるため、部屋が暗くなりがちです。部屋が暗くなると、室温も下がってしまうので、冬場は暖房器具の使用が必須になります。暖房器具を使用することで、室内外の温度差が発生してしまい、結露が発生するのにも注意が必要です。結露はカビの原因にもなるため、定期的な掃除が必要です。

西向き

西向きは午前中に日差しが入りにくい方角です。そのため、午前中は寒さが感じやすくなります。日差しが午後にかけて、入ってくるため、夏場は一気に室温が上がります。冷房機器を使わないと、室温が高温になってしまい、熱中症になる恐れもあります。また、室内の壁紙や家具が日焼けしてしまうこともあるので、注意が必要です。

東向き

東向きは、午後になると日差しが入りにくくなります。室内が少し暗い印象になるため、冬場は寒さを感じやすいです。また、洗濯物を午後に干すと乾きやすくなるため、早朝から干し始める必要があります。とはいえ、南向きの次にデメリットは少ないので、お部屋選びの中でも人気のある方角です。北向きや西向きに比べ、家賃は高めに設定されていることを考慮したうえで、東向きのお部屋も検討してみましょう。

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方角で考える部屋の選び方

ここまで、各方角のメリット・デメリットを紹介しました。ここからは、方角で考えるお部屋の選び方を紹介します。方角で考えるお部屋の選び方は、以下のとおりです。

  • ライフスタイルに適した方角を選ぶ
  • 環境・設備を事前に確認しておく

角部屋のメリット・デメリットについても紹介します。1つずつ見ていきましょう。

ライフスタイルに適した方角を選ぶ

お部屋の選び方は、ライフスタイルによって大きく異なります。方角でお部屋を考える場合、以下のライフスタイルが当てはまります。

  • 南向き:家賃が高くても、日当たりが良いお部屋で過ごす生活
  • 北向き:柔らかな光で仕事や趣味を行う生活
  • 西向き:就寝時間が遅く、昼頃に起床・外出する生活
  • 東向き:朝早めに起床・外出し、日中は不在になる生活

それぞれのライフスタイルによって、選ぶべき方角のお部屋は異なります。「南向きが絶対良い」と思い込むのでは勿体ないです。ライフスタイルに応じたお部屋を選べば、自然に自分にぴったりな方角も明らかになるため、結果的に良い部屋に住むことができます。

環境・設備を事前に確認しておく

向きによって日差しが入ってくる量や時間帯は異なるものの、周辺環境や建物の構造、設備によって実際に入ってくる日差しの量や向きなどは変動していきます。たとえば、南向きであっても周辺に高いマンションやビルなどが経っている場合、温かな日差しを感じることはできません。

実際の日差しの量や向きは、内見時に確認できることが多いです。体感的な温度差も実際に内見に行くことで感じられるので、間取り図だけを確認し、お部屋を選ぶのはやめておきましょう。

角部屋のメリット・デメリット

角部屋とは、賃貸物件の各階の一番端に位置する部屋のことです。隣接するお部屋は1つになることから、角住戸や端部屋と呼ばれることもあります。

角部屋は他の部屋に比べて、窓を多く確保できます。風通しもよく、採光をしっかり確保できるため、南向きや東向きでなくても、明るさのある部屋を確保できます。また、窓が複数個確保されていることから、開放感のあるお部屋が多いです。

さらに角部屋は、隣接するお部屋が1つになるため、生活音が気になりにくくなります。かつ、こちらの生活音も相手に伝わりづらいため、騒音トラブルが起きにくいのもメリットの1つです。

角部屋の方角によっては明るすぎる場合があります。また、お部屋の中に日差しが入りすぎてしまい、室温が高くなりすぎる場合もあります。角部屋を選ぶ際には、日差しがある明るい時間と日差しがない暗い時間で内見しておくと、お部屋選びで失敗することも少ないです。

日当たりが悪い場合の対策法

日当たりが悪いお部屋に住んでしまっても、心配する必要はありません。これから紹介する3つの対策法を取り入れることで、日当たりが悪いお部屋でも明るいお部屋に変わります。日当たりが悪い場合の対策法は、以下のとおりです。

  • 明るい色のインテリアを取り入れる
  • 明るい照明に変える

それぞれ順番に見ていきましょう。

明るい色のインテリアを取り入れる

日当たりが悪いお部屋でも、明るい色のインテリアを取り入れることで、お部屋の印象を明るくできます。たとえば、簡易的に貼ることができる壁紙や家具、カーテンを白に揃えることで、お部屋全体を明るく、開放的に見せられます。インテリアの取り入れは、住んでからでもできる対策法ですので、現時点でお部屋の暗がりに課題を感じている方にもおすすめです。

明るい照明に変える

明るい照明に変えることで、お部屋全体を明るくできます。明るさだけでいうと、蛍光灯よりもLEDライトの方が明るいことが多いです。また、LEDライトの方が蛍光灯よりも電気代を3分の1に節約できるため、コスト面でも優しいです。

お部屋に十分な照明を取り付けできない場合、スタンドライトやテーブルライトを併用することで、よりお部屋を明るく見せられます。コンパクトサイズの照明も各メーカーから販売されているため、それほどスペースを取りません。

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賃貸ではライフスタイルに合わせた向きでお部屋を選ぼう!

今回は、方角別に賃貸のお部屋選びのメリット・デメリットを詳しく解説しました。賃貸のお部屋では、南向きがもっとも人気です。南向きは他の方角に比べ、メリットが多いですが、デメリットもあります。そのため、必ずしも南向きがすべての人に適しているわけではありません。

ライフスタイルによっては南向きのお部屋が苦痛に感じることがあります。北向きや西向きなど、南向き以外が良い場合もあるため、ライフスタイルに合わせた向きでお部屋を選ぶことが大切です。


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