「一人暮らしに最適な広さってどれくらい?」「自分に合った畳数の賃貸物件を選びたい」と悩んでいる方も多いでしょう。
一人暮らしで賃貸物件を選ぶとき、様々な選び方があります。
今回は、一人暮らしに最適な広さや畳数についてポイントを挙げてご紹介します。
一人暮らしに最適な広さは何畳?
初めに、一人暮らしに最適な畳数について下記の順序でご紹介します。
- 物が少ないなら4畳でも問題なし
- ソファーを置きたいなら8畳以上が良い
- 一人暮らしで平均の広さは6~7畳
順番に見ていきましょう。
一人暮らしで平均の広さは6~7畳
一人暮らしで平均の広さは6〜7畳です。
専有面積になると、15〜20㎡程が目安の広さとなります。6〜7畳であれば、荷物が多い方でも、収納方法を工夫さえすれば十分にスペースを確保できます。
とはいえ、ワンルームの場合はキッチンも6〜7畳に含まれるため、ソファーや棚などを置くスペースが確保できません。あくまで、6〜7畳の広さの平均は1Kの場合になるので、注意しましょう。
物が少ないなら4畳でも問題なし
最低限の荷物のみの持ち運びしかないのであれば、4畳でも問題ありません。
最低限の荷物とは、寝具や生活に必要な家具・家電のことです。
4畳の場合、シングルベッドを設置するだけで部屋の半分ほどを占めます。そのため、動かせないシングルベッドではなく、布団やロフトベッドなどスペースを柔軟に確保できる寝具を選ぶようにしましょう。
ソファーを置きたいなら8畳以上が良い
ソファーを置きたいのであれば、8畳以上がおすすめです。
8畳以上であれば、シングルベッドを設置しても3分の2以上のスペースが確保できます。そのため、大きな2人掛け以上のソファーも余裕を持って設置できます。
また、リモートワークがメインの仕事であればデスクや本棚なども設置可能です。様々なレイアウトを試せるため、自分好みの部屋を作れます。
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畳数を考慮すると、一人暮らしに最適な間取りは?
一人暮らしに最適な間取りは、1Kです。ただし、家賃を抑えたいのであればワンルームも視野に入れておくと良いでしょう。1Kとは、居室とキッチンスペースがそれぞれ確保されている間取りです。
反対にワンルームとは、室内にドアの仕切りがなく、玄関から居室まで繋がっている間取りです。1Kとワンルームのメリット・デメリットは、以下の通りです。
ワンルーム | 1K | |
---|---|---|
メリット | ・家賃が安く抑えられる | ・料理の匂いが居室に侵入しにくい ・冷暖房の効きが良い ・水回りと居室スペースをしっかり分けられる |
デメリット | ・冷暖房効率が低い ・居室と水廻りスペースを分けられない | ・家賃がワンルームよりも高い ・間取りの形状によってはキッチンが使いにくい |
ワンルームと1Kについては、下記記事で詳しくご紹介しています。その他の間取りについてもご紹介していますので、一人暮らしの広さについて興味がある方は下記記事をご覧ください。
https://www.global-center.co.jp/claso/usefulcolumn/detail/175
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畳数の表記は全国統一
畳数の表記は不動産公正取引協議会により「1畳=1.62㎡」と定められています。数々の不動産広告に記載されている畳数の表記は、全国統一です。
ただし、地域によっては1畳の広さが異なります。ここからは、畳数別専有面積の目安やワンルームの専有面積の考え方、地域による1畳の広さについてご紹介します。
畳数別専有面積の目安
部屋の広さには様々な単位がありますが、畳・㎡・坪は、以下の通り変換できます。
専有面積(㎡) | 坪数 | |
1畳 | 1.62㎡ | 0.5坪 |
2畳 | 3.24㎡ | 1坪 |
3畳 | 4.86㎡ | 1.5坪 |
4畳 | 6.48㎡ | 2坪 |
5畳 | 8.10㎡ | 2.5坪 |
6畳 | 9.72㎡ | 3坪 |
7畳 | 11.34㎡ | 3.5坪 |
8畳 | 12.95㎡ | 4坪 |
9畳 | 14.58㎡ | 4.5坪 |
10畳 | 16.20㎡ | 5坪 |
上記の表を見て、広さを参考に部屋選びを進めましょう。
ワンルームは専有面積で広さを確認
ワンルーム(1R)とは、キッチンを含めた1部屋になります。
1Kとは異なり、ワンルームは水回りと居室の間に間仕切りがありません。畳数でワンルームと1Kの部屋の広さを比較した場合、1Kよりもワンルームの方が2畳ほど狭く感じる場合があります。そのため、ワンルームの場合は畳数ではなく専有面積で比較しましょう。
地域による1畳の広さの違い
畳は、地域によって1畳の広さが異なります。畳は4つの規格サイズが使われていることが多いです。それぞれのサイズや使用地域は、以下の通りです。
サイズ | 6畳の広さ | 使用地域 | |
京間 | 191cm×95.5cm | 10.9443㎡ | 関西地方 |
中京間 | 182cm×91cn | 9.9372㎡ | 東海地方・東北地方 |
団地間 | 170cm×85cn | 8.67㎡ | 全国 |
江戸間 | 176cm×87.8cn | 9.2716㎡ | 関東地方 |
和室付き賃貸物件を選ぶ場合は、畳で判断してしまうと「思ったよりも狭い」と感じる原因になるため、注意しましょう。
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一人暮らしの部屋を畳数で決めるときのポイント
一人暮らしの部屋を広さで決めるときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 家具のレイアウトを事前に決めておく
- 収納スペースを確認する
- ロフト付き物件を検討する
- 部屋の形状を確認する
- 洗濯物置き場の位置をチェックする
1つずつ順番に解説していきます。
家具のレイアウトを事前に決めておく
一人暮らしの部屋を広さで決めるとき、家具のレイアウトを事前に決めておきましょう。家具を事前に決めておくことで、内見時に想定しているレイアウトで家具を設置できるかどうかを判断できます。
とはいえ、部屋の形状や広さによってはイメージしているレイアウト通りに家具を設置できないことがあります。その場合は、部屋の広さか設置したい家具を優先するかを比較検討しましょう。
収納スペースを確認する
荷物が多い場合、事前に収納スペースを確認しておきましょう。
荷物が多いのに、収納スペースが少ないと、追加で収納棚を購入しなくてはいけません。収納棚を置いてしまうと、部屋のスペースが狭くなります。間取りの確認と実際に確認するのでは、収納スペースの感じ方が異なります。
内見時には、以下の収納スペースを確認し、新居に持っていく荷物が収納できるか確認しておきましょう。
- クローゼット
- シューズ入れ
- キッチンの収納
- トイレの収納
ロフト付き物件を検討する
一人暮らしの部屋を広さで決めるとき、ロフト付き物件も検討しましょう。
ロフト付き物件は、同じ大きさの部屋よりも使用できる範囲が広いです。一般的に部屋の広さは、床に面している箇所のみで判断されています。そのため、物件情報に記載されている畳数や専有面積にロフトは含まれていません。
ロフトがあることで、記載されている畳数や専有面積よりも部屋が広くなるため、できるだけ広い部屋に住みたい方はロフト付き物件を検討しましょう。
部屋の形を確認する
一人暮らしの部屋を広さで決めるとき、部屋の形を確認しましょう。
部屋の形が三角形や台形の場合、家具のレイアウトが難しくなります。デッドスペースが増える原因にもなります。
使いやすいのは長方形や正方形などで、家具のレイアウトが簡単にできます。デッドスペースを生むことなく、隅々までスペースを使えるため、部屋の形は事前に確認しておきましょう。
洗濯物置き場の位置をチェックする
一人暮らしの部屋を広さで決めるとき、洗濯物置き場の位置をチェックしましょう。
洗濯物置き場は、電気や水道の配線によって位置が決められています。ベランダ等、外にある場合もありますが、設置位置によっては部屋のスペースが想像していたよりも狭いといったことに繋がります。
事前に洗濯物置き場の位置をチェックしておきましょう。
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一人暮らしの部屋の畳数・広さに関するよくある質問
ここまで一人暮らしに最適な畳数・広さについてお話ししてきました。
不動産会社で一人暮らしの部屋について、畳数・広さに関するよくある質問をご紹介します。
一人暮らしで3畳の部屋ってあり?
エリアによっては物件数自体が少ない可能性もありますが、荷物が少ないのであれば、一人暮らしで3畳の部屋でもありです。
3畳の部屋の場合、シングルベッドを置くと他の家具は設置不可な広さです。そのため、布団が必須と言えるでしょう。
3畳の部屋の場合、ロフト付き物件も多いです。ロフトがあれば、4〜5畳の広さを使用できますが、上下室に分かれるため、レイアウトが難しくなります。荷物が多い方には3畳の部屋がおすすめできません。
一人暮らしで1LDKは広い?
1LDKは一人暮らしに人気の間取りです。二人暮らしやカップルだけでなく、一人暮らしにも最適です。
近年、単身限定の1LDK賃貸物件も数多く取り扱われています。そのため、必ずしも2人暮らしやカップルだけに1LDKが適しているとは限りません。
もし1人暮らしで1LDKに住んでいれば、同棲するタイミングに引っ越しが不要になるケースがあります。初期費用を抑えられるため、将来同棲を考えている方がいるのであれば、2人入居可能な1LDKがおすすめです。
また、1LDKは生活スペースを明確に分けられます。生活にメリハリを付けたい方は、1LDKの物件を選ぶと良いでしょう。
部屋の広さで物件を選ぶときの内見のコツについて教えてほしい
部屋の広さで物件を選ぶときは、内見時に以下のポイントを確認しておきましょう。
- 収納スペースの有無と広さ
- 部屋に設置されている設備
- 日当たりや風通し
- 物件周辺の商業施設までの距離
- 物件周辺の雰囲気や騒がしさ
部屋の広さを重視し、内見をするときは「収納スペースの有無と広さ」「設備」は必ず確認しておきましょう。また、どれだけ部屋が広くても周辺環境が悪いと、過ごしにくいです。日常生活を快適に過ごすためにも、部屋の広さに関することだけでなく、周辺環境なども内見時にチェックしてください。
大学生の一人暮らしでの部屋は何畳がおすすめ?
大学生の一人暮らしの場合、1K6畳ほどの部屋がおすすめです。
6畳であれば、必要最低限の家具・家電を十分に設置できる広さです。
また、大学生の場合、アルバイトや学業で家にいることが少ないです。1K6畳以下であれば、家賃も抑えられるため、大学生の一人暮らしにおすすめです。
社会人の一人暮らしでの部屋は何畳がおすすめ?
社会人の一人暮らしの場合、金銭的余裕が生まれることから、1K8畳以上の部屋がおすすめです。
8畳の部屋の広さを確保できれば、好きな家具を自由にレイアウトできます。一人暮らしには十分な部屋の広さになるため、社会人の一人暮らしは1K8畳を目安に選びましょう。
価格を抑えたい方は1K6〜7畳の部屋でも一人暮らしであれば問題ありません。部屋の形によっては家具のレイアウトが難しいことがあるため、注意しましょう。
配置できる家具の目安は?
配置できる家具の目安は、部屋の畳数によって異なります。
あくまで目安ですが、「4畳」「6畳」「8畳」の場合の家具配置は以下の通りです。
4畳 | 6畳 | 8畳 |
・シングルベッド(203cm×99cm) ・テレビ台(120cm×40cm) ・ローテーブル(90cm×59.7cm) | ・シングルベッド(203cm×99cm) ・テレビ台(120cm×40cm) ・壁面収納棚(横115cm×38cm) ・収納棚(横78cm×38cm) ・ローテーブル(90cm×59.7cm) | ・シングルベッド(203cm×99cm) ・テレビ台(120cm×41cm) ・リビングテーブル(90cm×59cm) ・2人掛けソファー(133cm×70cm) ・パソコンデスク(100cm×60cm) ・壁面収納棚(115cm×37cm) |
一般的な一人暮らしであれば、6畳で十分でしょう。収納スペースをしっかりと確保したい方や友達を家に呼ぶことが多い方は8畳がおすすめです。
反対に、荷物が少なくシンプルに部屋を使いたい方は、4畳の部屋を検討しましょう。部屋の広さは、どういった家具を置きたいのかと荷物によって異なるため、内見や相談時に慎重に検討してください。
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一人暮らしの部屋の広さは4〜8畳がおすすめ!
今回は、一人暮らしに最適な広さについてポイントを挙げてご紹介しました。一人暮らしの賃貸物件を選ぶとき、部屋の広さを重視して選ぶ方も多いでしょう。そういった方は、今回ご紹介した下記のポイントをしっかりと確認してください。
- 家具のレイアウトを事前に決めておく
- 収納スペースを確認する
- ロフト付き物件も検討する
- 部屋の形状を確認する
- 洗濯物置き場の位置をチェックする
ぜひ、本記事を参考に自分に合った畳数の部屋を選んでくださいね。