二人暮らしの家賃平均はいくら?分担方法や必要費用について徹底解説!


ノートと電卓

長期的な付き合いをしている相手がいる方の場合、二人暮らしを考えているといった方も多いのではないでしょうか。二人暮らしで気になるのが「家賃」ですよね。

そこで当記事では、二人暮らしを検討されている方向けて、下記の内容をご紹介します。

二人暮らしの家賃平均

間取りと家と虫眼鏡

初めに、5大都市として「大阪府」「東京都」「北海道」「福岡県」「愛知県」の家賃平均を下記の順序でご紹介します。

  • 【5大都市】1LDK家賃平均
  • 【香川県】1LDK家賃平均
  • 【5大都市】2LDK家賃平均
  • 【香川県】2LDK家賃平均

1つずつ、順番に見ていきましょう。

【5大都市】1LDK家賃平均

5大都市の1LDK家賃平均は、以下の通りです。

対象地域家賃平均
大阪府大阪市(北区)14.32万円
東京都(新宿区)23.60万円
北海道(札幌市中央区)6.91万円
愛知県(名古屋市中区)11.74万円
福岡県(福岡市中央区)6.89万円
参照:アパマンショップ「家賃相場

5大都市の1LDK家賃平均が最も高いのは、東京都(新宿区)です。反対に、最も安いのは北海道(札幌市中央区)になります。東京都の1LDK賃貸物件に住むとなると、北海道でかかる家賃の4倍ほどかかります。

【香川県】1LDK家賃平均

香川県の1LDK家賃平均は、以下の通りです。

対象地域家賃平均
高松市6.15万円
丸亀市4.59万円
観音寺市4.27万円
坂出市5.50万円
善通寺市5.00万円
三豊市
さぬき市
東かがわ市2.90万円
参照:アパマンショップ「香川県 二人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場

香川県の1LDK家賃平均は、2.9〜6.15万円で推移しています。5大都市に比べると、かなり安く家賃を抑えられるため、1LDK以上の間取りでも安い家賃で暮らせます。また、香川県のなかでも、栄えている高松市の家賃平均は6.15万円です。利便性が高いため、不自由なく暮らせます。

【5大都市】2LDK家賃平均

5大都市の2LDK家賃平均は、以下の通りです。

対象地域家賃平均
大阪府大阪市(北区)29.97万円
東京都(新宿区)29.90万円
北海道(札幌市中央区)17.14万円
愛知県(名古屋市中区)16.01万円
福岡県(福岡市中央区)16.20万円
参照:アパマンショップ「家賃相場

5大都市の1LDK家賃平均が最も高いのは、東京都(新宿区)と大阪府大阪市(北区)です。反対に、最も安いのは愛知県(名古屋市中区)になります。東京都(新宿区)と大阪府大阪市(北区)に住むとなると、収入を一定以上確保しておく必要があるため、住める人が限られます。

【香川県】2LDK家賃平均

香川県の2LDK家賃平均は、以下の通りです。

対象地域家賃平均
高松市7.31万円
丸亀市5.88万円
観音寺市4.72万円
坂出市5.10万円
善通寺市4.60万円
三豊市5.60万円
さぬき市
東かがわ市
参照:アパマンショップ「香川県 二人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場

香川県の2LDK家賃平均は、4.72〜7.31万円で推移しています。5大都市と比較すると、低価格で2LDKに住めます。最も家賃平均が高い高松市では、ライフラインが整っており、生活に困りません。二人暮らしで家賃を抑えたい方に、香川県がおすすめです。

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二人暮らしの家賃分担方法4選

お金と電卓

二人暮らしの家賃分担方法は、以下の4つに分類されます。当記事でご紹介する家賃分担方法は、以下の4通りです。

  • 固定費を1人が多く払う
  • 固定費のみ2人で分ける
  • 全額2人で分ける
  • 1人が全額を支払う

家賃分担方法について、順番に見ていきましょう。

固定費を1人が多く払う

二人暮らしの家賃分担方法として、固定費を1人が多く払う方法が挙げられます。固定費としてかかる費用は、以下の通りです。

  • 家賃
  • 光熱費
  • インターネット代

男性の方の収入が高いことや金銭面で揉めないためにも、生活にかかる費用以外は負担するといったケースが多くなります。

固定費のみ2人で分ける

二人暮らしの家賃分担方法として、固定費のみ2人で分ける方法が挙げられます。固定費のみを2人で分ける際、お互いの収入勤務形態が近いものでないと、不平不満が出る恐れがあります。

例えば、在宅期間が異なり、光熱費使用者が男性のみが使用してると、均等に分配するのは不公平と感じる方もいます。家賃分担方法でトラブルに発展しないためにも、お互いが納得した金額を分配し、支払いましょう。

全額2人で分ける

二人暮らしの家賃分担方法として、全額2人で分ける方法が挙げられます。この方法は、夫婦に近い分担方法です。互いの収入を片方で管理し、必要な分だけをお小遣いにするといった方法を取ります。お小遣い方式を取ることにより、無駄遣いが発生しません。将来を考えている方におすすめの家賃分担方法です。

1人が全額を支払う

二人暮らしの家賃分担方法として、1人が全額を支払う方法が挙げられます。1人が全額を支払うケースは、同居者間に年齢差があることが多いです。例えば、男性が高収入で、女性はバイトや派遣社員などのケースです。1人が全額を支払うことで、片方は2人の貯蓄に回すこともできるため、お金の管理を分かりやすくしたい方や将来のために貯金をしたい方におすすめの家賃分担方法です。

二人暮らしの際にかかる費用

家とお金

ここからは、二人暮らしの際にかかる費用について、下記の順序でご紹介します。

  • 二人暮らし初期にかかる費用
  • 毎月の生活費
  • 引っ越し業者を依頼するとき

二人暮らしにかかる費用について、1つずつ見ていきましょう。

二人暮らし初期にかかる費用

同棲初期には、家賃の4〜6ヵ月分の費用が必要と言われています。なぜなら、同棲初期には新しい家具や家電など、生活に必要なものを揃えなくてはいけないからです。他にも、下記の費用が同棲初期にはかかります。

  • 敷金
  • 礼金
  • 前家賃
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 保証委託料
  • 鍵交換費用
  • オプション費用

家賃が10万円であれば、約40〜60万円の費用の準備が必要です。同棲を考えている方は、家賃の4〜6ヵ月分の貯金を始めましょう。

毎月の生活費

二人暮らしの毎月の生活費は、総務省統計局によると、家賃を除き約15万円かかります。この数字はすでに結婚をしている場合を対象としているため、これから同棲を考えている方だと外食の頻度などによって大きく異なります。

二人暮らしには、以下の生活費が必要です。

  • 食費
  • 光熱費
  • 家具・家事用品
  • 交通
  • インターネット
  • 保険医療

生活費の内訳は、人それぞれ異なります。生活費の内訳が異なると、毎月の生活費も変わってくるため、参考程度にご覧ください。

引っ越し業者に依頼するとき

二人暮らしの際には、引っ越し業者への依頼費用がかかります。引っ越し業者への依頼費用は、荷物量や移動距離、曜日、シーズンなど多岐に渡ります。そのため、安く依頼費用を済ませるのであれば、タイミングが重要です。

荷物量が少ない場合、車を用意して自分たちで運ぶといった方法もおすすめです。車のレンタル費のみしか費用はかからないため、安く費用を抑えられます。

引っ越し業者への依頼を考えている方は、下記記事で詳しく引っ越し費用について解説しています。これから二人暮らしを考えており、費用を少しでも抑えたい方は、ぜひご覧ください。

https://www.global-center.co.jp/claso/usefulcolumn/detail/351

二人暮らしの前に決めておきたい2つのルール

三つの家

二人暮らしでは、家賃や生活費に関する金銭トラブルが発生する可能性が高くなります。そのため、トラブルを防止するためにも、家賃や生活費に関して、いくつかのルールを決めておく必要があります。ここからは、二人暮らしの前に決めておきたい家賃や生活費に関してのルールについてご紹介します。

  • 家賃や生活費の分担方法
  • 家事や掃除の分担方法

1つずつ順番に見ていきましょう。

家賃や生活費の分担方法

二人暮らしの前には、家賃や生活費の分担方法を決めておきましょう。二人暮らしを始めると、金銭面へのトラブルが発生しやすくなります。交友関係を深めていたとしても、お金の話はしにくいものです。とはいえ、将来を見据えているのであれば、家賃や生活費に関する金銭面へのトラブルを解決しておかなくてはいけません。2人の間で、溝が空くトラブルに発展させないためにも、二人暮らしの前に家賃や生活費の分担方法を決めておきましょう。

家事や掃除の分担方法

二人暮らしの前には、家事や掃除の分担方法を決めておきましょう。家事や掃除の頻度やタイミングは、互いに異なります。なかには、しっかりと役割分担したいという方もいれば、ルールはできるだけない方が良いと考える方もいます。

最終的には、「互いにとってストレスを感じない頻度やタイミング」で家事や掃除の役割分担を決められると楽しく二人暮らしを過ごすことが可能です。二人暮らしを始める前に、家事や掃除の頻度やタイミングをすり合わせ、互いに納得する分担方法を決定しましょう。

二人暮らしの賃貸物件を借りる際に知っておきたい5つのポイント

間取りと時計

ここからは、二人暮らしの賃貸物件を借りる際に知っておきたいポイントを5つご紹介します。

家賃の目安・審査基準を理解する

二人暮らしの賃貸物件を借りる際、家賃の目安・審査基準を理解しましょう。二人暮らしの家賃の目安は「二人の合計手取り月収の25%に収まる金額」です。背伸びをした状態で、家賃設定してしまうと、支払いが大変になります。「二人の合計手取り月収の25%に収まる金額」を守ったうえで、賃貸物件を探しましょう。

また、二人暮らしの賃貸物件を借りる際、審査基準についても理解が必要です。一般的な審査基準(※)だと「契約者(名義になる1名)の月収が家賃の3倍必要」と言われています。月収が家賃の3倍以下になってしまうと、審査落ちしてしまう可能性が高くなるため、注意しましょう。

※審査基準については各不動産会社により異なります。月収のみが審査基準とも限りません。

二人暮らしNGの物件がある

賃貸物件のなかには、二人暮らしNGの物件があります。その理由は、単身専用の物件があるからです。そのため、物件選びの際に単身専用の物件かどうかの事前確認を行う必要があります。事前確認を行わず、物件の内見を行ったとしても、再度別物件の内見を行わなくてはいけません。

駅徒歩の条件は徒歩20分まで伸ばす

二人暮らしの賃貸物件を借りる際、駅徒歩の条件は徒歩20分まで伸ばしましょう。二人暮らしの賃貸物件は、それほど多くはありません。そのため、徒歩距離の条件を絞ってしまうと、選べる物件数が限られます。

選べる賃貸物件数が限られると、希望する賃貸物件に巡り合えない確率が高くなります。選択肢を増やすためにも、物件数の選択肢が増える徒歩20分まで希望条件を伸ばしましょう。

築年数は35年以内で探す

二人暮らしの賃貸物件を借りる際、築年数は35年以内で探しましょう。築年数を絞りすぎてしまうと、住みやすい好条件の賃貸物件を逃します。新築の賃貸物件の方が良いといった方も多いと思いますが、築古であってもフルリフォーム物件は多数存在します。築年数を絞り選べる賃貸物件数を絞るのではなく、築年数は35年以内で探し、好条件の賃貸物件を見つけましょう。

マンション・アパート両方で探す

二人暮らしの賃貸物件を借りる際、マンション・アパート両方で探しましょう。マンションとアパートは、グレードや住宅性能が異なるため、面積が同一でも家賃は異なります。

ここでは、香川県の1LDK家賃平均をマンション・アパート別でご紹介します。

対象地域マンションの家賃平均アパートの家賃平均
高松市6.15万円5.79万円
丸亀市4.59万円4.80万円
観音寺市4.27万円5.20万円
坂出市5.50万円5.60万円
善通寺市5.00万円5.25万円
三豊市4.62万円
さぬき市5.53万円
東かがわ市2.90万円5.34万円
参照:アパマンショップ「香川県 二人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場

アパートは、木造がメインとなっているため、建設コストが安いです。建設コストが安い分、家賃が抑えられます。ただし、住宅性能や室内のグレードは、マンションの方が良い傾向にあります。したがって、マンション・アパートにこだわりがないといった方は、マンション・アパート両方で賃貸物件を探しましょう。

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二人暮らしの家賃に関するよくある質問

みんなの疑問

最後に、二人暮らしの家賃に関するよくある質問について、1つずつご紹介します。

二人暮らしにおすすめの間取りとは?

二人暮らしにおすすめの間取りは、以下の通りです。

  • 長時間一緒に過ごすのであれば「1LDK」
  • 自分の時間を大切にしたいのであれば「2DK」
  • 広さと個室を確保したいのであれば「2LDK」
  • 更に広い部屋と個室を確保したいのであれば「3K」

詳しくは、下記記事でご紹介しております。間取りを選ぶ際に、ぜひ参考にしてください。

https://www.global-center.co.jp/claso/usefulcolumn/detail/317

二人暮らしにかかる家賃を抑えるコツってなに?

二人暮らしにかかる家賃以外の費用を抑えるコツは、以下の通りです。

  • 勤務先の家賃補助を活用する
  • 物件条件をこだわりすぎない

勤務先によっては、家賃に関する補助が実施されているケースがあります。家賃補助を利用する場合、物件や距離など利用条件が定められているため、使用時には注意しましょう。

また、物件条件にこだわればこだわるほど、家賃が高くなってしまいます。物件探しの前には、二人暮らしに求める物件条件を事前に洗い出し、優先順位を定めたうえで、物件探しを行いましょう。

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ここまで、二人暮らしにかかる家賃の平均金額や家賃分担方法、二人暮らしの際にかかる費用などをご紹介してきました。

二人暮らしは、事前にルールや家賃分担方法を決めておかないと、喧嘩に発展してしまいます。当記事でご紹介した内容を参考にしましょう。

また、5大都市になると、家賃が高くなります。立地にそれほどこだわりがない方は、地方に移住するか、希望条件の絞り込みを避けましょう。


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