二人暮らしの水道光熱費はどれくらい?水道代・電気代・ガス代の節約方法も解説!


二人暮らしの賃貸物件の入居を検討している方のなかには、水道光熱費がどれくらいかかるのだろうと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、二人暮らしの水道光熱費について下記の内容をご紹介します。

  • 二人暮らしの水道光熱費平均額
  • 二人暮らしで水道光熱費を節約する方法
  • 二人暮らしの水道光熱費で揉めないために確認しておきたいルール
  • 水道光熱費以外に二人暮らしで必要な生活費

ぜひ参考にしてください。

二人暮らしの水道光熱費はどれくらい?

初めに、二人暮らしの水道光熱費はどれくらいかかるのかを地方別でご紹介していきます。

地方別!二人暮らしの水道光熱費平均額

二人暮らしの水道光熱費平均額は令和3年(2021年)の家計調査報告によると、21,531円でした。内訳は、電気代10,317円、ガス代が4,686円、上下水道代が5,412円、その他の光熱費が1,154円となっています。

地方別の二人暮らしの水道光熱費平均額は以下の通りです。

  • 北海道地方 27,637円
  • 東北地方 25,922円
  • 関東地方 21,541円
  • 北陸地方 25,938円
  • 東海地方 21,120円
  • 近畿地方 20,428円
  • 中国地方 21,737円
  • 四国地方 20,801円
  • 九州地方 19,912円
  • 沖縄地方 19,007円

全体的に水道光熱費の平均額は2万円台を推移しています。寒い地域であればあるほど、水道光熱費が高くなる傾向にあります。ここからは、二人暮らしでかかる「水道代」「電気代」「ガス代」の平均額をご紹介します。

出典:総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/2021np/index.html

二人暮らしでかかる水道代の平均額

二人暮らしでかかる水道代の平均額は令和3年家計調査報告によると、5,412円です。水道代の請求は、2か月に1回行われるため、金額は2か月分になります。水道代は全国的に見ても、それほど大きく変わることはありません。しかし、水源が近辺にある地域などは、水道の供給に労力を要さないため、安く利用することができます。

二人暮らしでかかる電気代の平均額

二人暮らしでかかる水道代の平均額は令和3年家計調査報告によると、10,317円です。地域ごとに電気代の平均額を見てみると、北陸が最も高く、次に四国と北海道が高くなります。四国の電気代金額は「12,398円」、北海道の電気代金額は「11,017円」です。寒い地域かつオール電化を取り入れた住宅が多い地域が高い傾向にあります。

二人暮らしでかかるガス代の平均額

二人暮らしでかかる水道代の平均額は令和3年家計調査報告によると、4,686円です。地域ごとの平均額を見てみると、北海道が最も高くなっています。理由としては、寒い北海道では暖房用にガス代に含まれる灯油を使用することが多いからです。また、北海道の住宅では、プロパンガスが使用されていることが多いです。プロパンガスは都市ガスよりも料金が高いため、北海道のガス代が高くなります。

出典:令和3年家計調査報告
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2021.pdf

一人暮らしよりも二人暮らしの方が水道光熱費は抑えられる?

結論、水道光熱費は一人暮らしよりも二人暮らしの方が一人当たりの費用を抑えられます。なぜなら、二人暮らしだからといって、生活家電使用時にかかる電気代や水道代が一人暮らしの2倍になることがないからです。

そのため、水道光熱費を抑えたいのであれば一人暮らしよりも二人暮らしがおすすめです。

二人暮らしで水道光熱費を抑える方法

ここからは、二人暮らしで水道光熱費を抑える方法を「水道代」「電気代」「ガス代」の3種類に分けてご紹介していきます。当たり前だと思われることもあるかもしれませんが、一緒に生活習慣を見直してみましょう。

水道代の節約方法

水道代の節約方法は以下の6つです。

  • 水を出しっぱなしにしない
  • レバーの大小を使い分ける
  • ため洗いを行う
  • 節水グッズを使用する
  • 洗濯物をまとめて洗う
  • 水道代固定の物件か追い焚き機能の付いている物件に住む

順番に見ていきましょう。

水を出しっぱなしにしない

水道代の節約を行うためにも、水を出しっぱなしにしないようにしましょう。特にシャワーの水を15分出しっぱなしにすると、浴槽1杯分の水を使用していることになります。また、シャワーの水の出しっぱなしを防ぐことは、ガス代の節約にも繋がります。こまめに水の出しっぱなしを防ぎ、水道代だけでなく、ガス代の節約にも繋げましょう。

レバーの大小を使い分ける

水道代を節約するためにも、トイレのレバーの大小を使い分けましょう。トイレは1日に何度も使用することになるため、多くの水量が使われることになります。最新のトイレであれば節水型となっていることが多々あります。しかし、古いトイレの場合は排水量が多い傾向にあるため、トイレのレバーの大小は適宜使い分けるようにしましょう。

ため洗いを行う

水道代を節約するためにも、ため洗いを行いましょう。ため洗いを行うことで、1度に使用する水量を抑えることができます。また、洗剤の使い過ぎにも注意が必要です。汚れが取れにくいものは、古い紙や新聞紙で汚れをふき取ってから洗い流すことで、水量を抑えられます。洗い物時には、ため洗いを行い、水道代を節約しましょう。

節水グッズを使用する

水道代を節約するためにも、節水グッズを使用しましょう。節水グッズを一度取り付けてしまえば、以降は常に節約することができます。例えば、シャワーヘッドを節水型に変えたりトイレを節水型のものにしたりなど節水するための方法は様々です。節水グッズを取り付けることさえできれば、日常的に節約の意識がなくても水道代を抑えられるため、おすすめです。

洗濯物をまとめて洗う

水道代を節約するためにも、洗濯物をまとめて洗いましょう。洗濯物の水量は、洗濯物の多さや重さで変わりません。少量の洗濯物の場合であっても、一定の水量は使用することになるため、まとめて洗う方が相対的に見て水量を抑えられます。また、洗濯機を買い替えるのであれば節水型全自動洗濯機がおすすめです。購入費用は高くなりますが、長期的に見ると水道代を抑えられるため、おすすめの商品です。

水道代固定の物件か追い焚き機能のついている物件に住む

水道代を節約するためにも、水道代固定の物件か追い焚き機能のついている物件に住みましょう。水道代固定の物件であれば、日常的に水道代の節約を意識する必要がありません。また、追い炊き機能があればお湯張りを何度も行う必要がなくなります。そのため、1日に何回もお風呂に入る方二人の生活時間が異なる場合に、水道代固定の物件か追い焚き機能のついている物件が便利です。

電気代の節約方法

水道代の節約方法は以下の6つです。

  • 電力会社・プランを見直す
  • 使用していない電気は消す
  • 待機電力を抑える
  • 家電製品の使い方を考える
  • 省エネ電化製品に買い替える
  • アンペア数を下げる

1つずつ見ていきましょう。

電力会社・プランを見直す

電気代を節約するためにも、電力会社・プランを見直しましょう。なぜなら、電力会社・プランを見直すことで電気使用量が変わらず、電気代が変わるのであれば、節約することなく毎月の電気代が安くなるからです。電力会社・プランの変更は、Webから5分程で可能です。電力会社・プランによっては、基本料金0円であったり、夜間や週末の料金が割安で設定されたりすることがあります。

使用していない電気は消す

電気代を節約するためにも、使用していない電気は消しましょう。外出時に部屋の電気が付いていると、無駄に電気代がかかっていることになります。ありがちな話なので、意識して使用していない電気は消しましょう。

待機電力を抑える

電気代を節約するためにも、待機電力を抑えましょう。電化製品には、使用していなくても待機電力が発生します。例えば、長期的に使用していないコンセントが原因になっていたり、節電タップがオンのまま放置されていたりなどは待機電力が発生する原因です。家のなかの待機電力を合わせると、かなりの電気代がかかっていることになります。待機電力を抑えるためにも、使用してないコンセントを抜いたり節電タップをオフにしたりする癖をつけましょう。

家電製品の使い方を考える

電気代を節約するためにも、家電製品の使い方を変えましょう。例えば、エアコンの使い方を自動運転モードに変えるだけで、電気代を節約することができます。エアコンの自動運転モードは、風量を設定した温度によって自動で変更することが可能です。そのため、エアコンの電気代を抑えようと微風で運転し、設定温度まで到達する時間が長い状況よりも電気代を抑えられます。また、エアコンのフィルターにホコリが溜まっていると、効きが悪くなり消費電力が上がってしまうため、こまめな掃をしましょう。

省エネ電化製品に買い替える

電気代を節約するためにも、省エネ電化製品に買い替えましょう。電化製品は日々発展しており、新しい型だと省エネ対応が済んでいる製品が多くあります。省エネ対応している電化製品を使用することで、簡単に電気代を抑えられるため、予算を検討しながらにはなると思いますが、購入することをおすすめします。

アンペア数を下げる

電気代を節約するためにも、アンペア数を下げましょう。電気代の基本料金は、電力会社と契約したアンペア数に応じて決められています。二人暮らしのアンペア数は、30Aほどが目安です。アンペア数が大きくなってしまうと、一度に使用する電気量が増えてしまい、電気代が上がってしまいます。反対に、アンペア数を落としてしまえば電気代を下げることができますが、プレーカーが落ちやすくなります。二人暮らしの場合は30Aを目途に契約しましょう。

ガス代の節約方法

ガス代の節約方法は以下の5つです。

  • ガス会社・プランを見直す
  • 料理の仕方を考える
  • 入浴時の設定温度を低くする
  • オール電化に切り替える
  • 都市ガスとプロパンガスを確認する

それぞれ見ていきましょう。

ガス会社・プランを見直す

ガス代を節約するためにも、ガス会社・プランを見直しましょう。ガス代は、都市ガスかプロパンガスによって大きく異なります。そのため、賃貸のお部屋探しの際に比較検討することがおすすめです。また、ガス会社によっては電気とガスを両方提供している会社があります。そういった会社に申し込めば、電気代とガス代を安く抑えられるプランで契約することができるため、チェックしておきましょう。

料理の仕方を考える

ガスコンロの方は、ガス代を節約するためにも、料理の仕方を考えましょう。例えば、野菜はお湯を沸かして調理するよりも、電子レンジの方がかかる費用を安く抑えられます。また、コーヒーやお茶を飲むためにお湯を沸かすのであれば、電子ケトルの方がガス代を抑えられます。

また、ガス代を節約するのであれば、こまめに料理するよりもまとめて料理する方が節約効果が高いです。料理工程が増えても大きな鍋で調理すればそれほどガス代はかからないため、1つ1つの料理の仕方を考えるようにしましょう。

また、たくさん料理をする人は、IHコンロがガス代を抑えるためにはおすすめです。こちらも賃貸のお部屋探しの際に比較検討してみましょう。

入浴時の設定温度を低くする

ガス代を節約するためにも、入浴時の設定温度を低くしましょう。一般的に、入浴時の設定温度が高ければ高いほど、ガス代が上がります。1℃下げるだけでガス代が大きく変わるため、少しでも下げるようにしましょう。

オール電化に切り替える

ガス代を節約するためにも、オール電化に切り替えましょう。全て電気で賄うオール電化に変えることで、大きくガス代を安くすることができます。現在は掲載を終了している日本生活協同組合連合会が2016年に掲載した「わが家の電気・ガス料金しらべ」報告書を見ると、集合住宅の場合、オール電化で「9,874円」電気+都市ガス「10,882円」電気+プロパンガス「12,276円」です。これらの数字を見るだけでも、オール電化が最も安いことが分かります。

都市ガスとプロパンガスを確認する

ガス代を節約するためにも、都市ガスとプロパンガスを確認しましょう。都市ガスとは、地下のガス管から供給されるガスのことです。プロパンガスとは、敷地内にあるガスボンベからガスを供給するガスのことです。一般的にガス代は、プロパンガスよりも都市ガスの方が安い傾向にあります。とはいえ、地域のガス会社によってかかるガス代は異なってくるため、契約前に確認しておくことが重要です。

二人暮らしの水道光熱費で揉めないために確認しておきたい3つのルール

せっかく楽しい二人暮らし、お金で揉めたくありませんよね。

二人暮らしの水道光熱費で揉めないために確認しておきたいルールを説明していきます。

①負担割合を事前に決めておく

水道光熱費の負担割合を事前に決めておきましょう。二人暮らしで負担割合を決めておかなければ、「実は自分の方が多く水道光熱費を支払っていた」なんてことが起こってしまいます。

負担割合を決めておく際には、お互いが支払える金額の共有も必要です。共有しておくことで、お互いが納得したうえで負担割合を決められます。二人暮らしを気持ちよく進めるためにも、水道光熱費の負担割合を事前に決めておきましょう。

②負担に偏りがないように話し合う

二人暮らしの水道光熱費で揉めないためにも、負担に偏りがないように話し合いましょう。負担に偏りがないというのは、折半するというわけではありません。収入に応じた負担額で分担して支払うということです。

そのため、先ほども記述しましたが、まずお互いが支払える金額の共有を行いましょう。そこから、収入に合わせてどれくらいの金額であれば支払うことができるのかどうかを話し合ってください。

③相手に節約することを強要しない

二人暮らしの水道光熱費で揉めないためにも、相手に節約することを強要しないようにしましょう。全ての人が水道光熱費を節約したいわけではありません。なかには、節約を考えていない人もいます。たとえば、お風呂にゆっくりつかることが大事だから、多少ガス代・水道代がかかってもいい、寝る時に快適に過ごしたいからエアコンをつけっぱなしにしておきたい、などです。相手に節約することを強要してしまうと、お互いの関係性が悪くなる可能性もあるため、節約する際にはお互いのできる範囲で節約しましょう。

水道光熱費以外に二人暮らしで必要な生活費

生活するには、水道光熱費以外にも様々な生活費がかかります。ここでは、水道光熱費以外に二人暮らしで必要な生活費について解説します。

インターネット回線代

まず、今やライフラインの一つとも数えられるインターネット回線代です。

インターネット回線代は住む地域によって価格が異なるといったことはありません。しかし、使用するデバイスやWifiの環境によってインターネット回線代は大きく異なります。

もちろんインターネット回線代を節約したい方は、使用するWifiを格安プランに変更したり、格安スマホに変えたりなどで節約できますが、一番はインターネット無料の賃貸物件に住むことです。

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食費

その他大きなのは食費です。二人暮らしの場合はこちらの負担割合もあらかじめ決めておきましょう。

食費は、住む地域によって物価が異なります。そのため、物価が安い地域であれば数千円から数万円の節約が可能です。

ちなみに総務省統計局の調査によると、香川県の食料品の物価が全国40位と、安い傾向にあります。

出典:総務省統計局 全国物価地域差指数
https://www.stat.go.jp/data/zenbutu/2007/pdf/gaiyo_si.pdf

また、外食ばかりしてしまうと食費は高くなります。また、コンビニは地域に関わらず物価が高い傾向にあるため、食費を安く抑えるのであれば、自炊することはもちろん、コンビニよりもドラッグストアやスーパーを使用しましょう。

生活雑貨費

日々の暮らしにかかせないのが生活雑貨費です。生活雑貨費は、トイレットペーパーや洗剤など生活に欠かせない用品のことです。生活雑貨費は消耗品になるため、家にいる時間が長くなるほど高くなります。そのため、二人とも働いていて外出していることが多い場合は少し安く済ませられます。

生活雑貨費は、100円ショップなどで購入すると安く抑えられます。現在は、使用しやすい商品も数多く取り揃えられているため、100円ショップでの購入もおすすめです。

交通費

生活すると、水道光熱費以外にも交通費がかかります。自動車を使用しない人であれば、通勤時の公共交通機関の利用料金や休日のタクシー、レンタカーなどの利用料金がかかります。通勤時は会社が負担してくれる場合もありますが、休日の移動費はもちろん自己負担です。
自動車を所有している場合は、ガソリン代や高速利用料金などがかかります。

交通費を抑えるのであれば、職場近くに住むか、徒歩圏内にスーパーやドラッグストアのあるエリアに住むのがオススメです。

交際費・趣味代

生活すると、水道光熱費以外にも交際費・趣味代がかかります。交際費・趣味代は自身のライフスタイルによって大きく影響してきます。費用を抑えるためにも、毎月使用できる金額を決めて、そのなかで使うようにしましょう。二人暮らしをするなら、お互いの貯金や出費を気にしながら生活しましょう。

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水道光熱費の節約方法を確認し、二人暮らしを充実させよう

今回は、二人暮らしの水道光熱費の平均額や節約方法、確認しておきたいルールなど様々な視点からご紹介しました。

二人暮らしの水道光熱費平均額は令和3年家計調査報告によると、21,531円でした。

二人暮らしを始める際、水道光熱費の負担割合について決めておきましょう。

水道光熱費の節約を考えているのであれば、当記事の内容を参考に、節約に取り組んでみましょう。


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