賃貸物件入居までの手続きと入居前にやるべき4つのこと!役立つ6アイテムについても解説


賃貸物件の入居を検討している方のなかには、入居前にやるべきことや手続きについて疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、入居前にやるべきことや手続きについて詳しくご紹介します。

【時期別】賃貸物件への入居前にやるべき手続き

お部屋が決まったのはいいけど、他に何かすべきことがある?
そう悩んでいる人に、時期別で賃貸物件への入居前にやるべき手続きをご紹介します。

時期によってやるべきことが大きく異なるため、やるべきことの整理をするためにも事前に確認しておきましょう。

引っ越し決定後

引っ越し決定後は、以下の手続きが必要になります。

  • 引っ越し業者の選定
  • 住んでいる賃貸物件の退去手続き
  • 月額サービス(インターネット等)の住所変更

引っ越し決定後には、引っ越し業者の選定が必要になります。時期によっては、引っ越し業者の手配が難しいことも多いです。そのため、早めの選定が必要になります。引っ越し業者ではなく、車で荷物を運ぶ場合はレンタカーの手配も必要になるため、どちらも早めに動きましょう。

また、引っ越し決定後には今住んでいるお部屋の退去手続きも必要になります。基本的には退去日の1ヶ月前には退去の申請をしなくてはいけません。退去手続きを後回しにしてしまうと、退去日が遅れてしまい、余分に家賃を支払わないといけなくなる可能性があるため、注意が必要です。

インターネットや衛星放送などを日常的に使用する場合は、住所変更も必要です。住所変更していなければ、新居で利用できない事態になります。引っ越し前日や当日だと住所変更が後回しになってしまうため、引っ越し決定後早めに手続きを済ませておきましょう。

引っ越し1ヵ月~1週間前

引っ越し1ヵ月〜1週間前は、以下の手続きが必要です。

  • 引っ越し作業
  • 役所への転出手続き
  • 学校・勤務先への届け
  • 郵便物の転送手続き
  • ライフラインの解約と契約

引っ越し1ヵ月〜1週間前は、ダンボールへの梱包であったり、粗大ごみ回収の依頼などがあったり様々な作業が必要になります。引っ越し1ヵ月〜1週間前を目途に徐々に余裕をもって進めましょう。

また、引っ越し1ヵ月〜1週間前には、役所への転出手続きや学校・勤務先への届けなどの手続きも必要になります。

ライフラインの手続きも同時に行っておくことで、スムーズに入居することが可能です。特に引っ越しシーズンになると電力会社等の手続きも込み合う為、早めに電話するか、インターネットからの手続きがおすすめです。

郵便物の転送手続きも早めに行っておくことをおすすめします。転送手続きを行っていないと、前のお部屋に郵便物が発送されてしまい、手元に届くのが遅くなります。

引っ越し前日

引っ越し前日は、それまでに必要な手続きを済ませておき、荷物の整理や掃除に専念しましょう。引っ越し前日まで家電などを使用する可能性が高いため、最低限の家電や衣服の整理は引っ越し前日に行わざるを得ません。

冷蔵庫や洗濯機の場合、前日に水抜きコンセント抜きが必要になります。水抜きやコンセント抜きが引っ越し前日に行われていないと、運搬中の故障の原因にもなるため、注意が必要です。冷蔵庫の中身も早めに食べきっておきましょう。

また、粗大ごみの処分や掃除を引っ越し前日に行っておけば、スムーズに引っ越しが完了するため、準備の想定をしておきましょう。

引っ越し当日

引っ越し当日は、忘れ物が無いように、クローゼットの中や洗面台の棚の中などを入念にチェックしましょう。上の方の棚の奥など、見えづらい部分もしっかりチェックしておいてください。

また、新居の室内のチェックを入念に行いましょう。室内のチェックは、退去時の原状回復確認に役立ちます。写真とともに提出すれば、どこに傷や汚れがついてしまったのか、元々ある傷汚れなのかの判断が正確にできます。室内のチェックを行っていないと、元々あった汚れや傷に関する原状回復の請求を行われる可能性があるため、チェックしておきましょう。

室内のチェック漏れを防ぐためにも、下記のチェックポイントを参考に、チェックリストを作成してみましょう。

  • 壁・床・天井に傷や汚れはないか
  • 電気はきちんと点くか
  • 網戸に汚れや破れはないか
  • エアコンやコンロなどの設備面に不具合がないか
  • 建具の開閉に不具合がないか
  • 前の居住者の忘れ物はないか
  • ベランダは綺麗に維持されているか

1つでも気になる点がある場合は、必ず不動産会社や大家に確認を取るようにしましょう。また、入居前に新居でやるべき4つのことを下記より紹介致します。

賃貸物件への入居前にやるべき4つのこと

ここからは、賃貸物件の新居への入居前にやるべき4つのことを下記の箇所に合わせてご紹介します。

上記でご紹介したチェックポイントと併せて入居時の参考にしてください。

壁・床の掃除や保護

賃貸物件への入居前に、壁・床の掃除や保護をしましょう。

例えば、引っ越し時に床や壁が傷つかないように大型の家電や家具用の保護マットを設置しておきましょう。新築であってもほこり等の細かい汚れはある為、それを払う為に、入居前にワイパー等で拭き掃除をすることもおすすめします。

入居前・入居時に壁・床に傷や汚れが発生してしまうと、退去時に修繕費を請求される恐れがあります。余分な費用を支払わないためにも、入居前から壁・床の掃除や準備を徹底しましょう。

水まわりの掃除や防カビ

賃貸物件への入居前には、水回り箇所の掃除や防カビを行っておくことで快適に暮らすことができます。

浴室

入居前に浴室で必要な準備は、以下の通りです。

  • 浴室のコーティング
  • 防カビ剤の設置
  • 鏡の曇り止め
  • 排水口のゴミ受けの設置

浴室は、ゴミや汚れ・カビが溜まりやすい箇所の1つです。そのため、ゴミや汚れ・カビを防止するための対策を入居前から行う必要があります。

例えば、市販の浴槽のコーティングを使用することで、汚れの付着防止に繋がります。さらに浴室に防カビ剤を設定しておけば、浴室の隅々までカビ対策が可能です。

洗面台

入居前に洗面台に必要な準備は、以下の通りです。

  • 鏡の曇り止め
  • 洗濯機用キャスターや台の設置

洗面台に鏡の曇り止めを施しておくことで、入浴後にドアを開けた際に鏡の曇りを防げます。洗面台の横に、洗濯機を置いている家庭が多いと思います。

洗濯機の下は汚れが溜まりやすい箇所です。しかし、多くの家庭では洗濯機を簡単に移動させられないため、掃除することはありません。

そこで、洗濯用キャスターや台を入居前に設置しておけば、洗濯機の下であっても簡単に掃除することができるため、入居前に設置を行っておきましょう。台を置いておくことは防振興課にもつながります。

トイレ

入居前にトイレに必要な準備として、便器と床の隙間を埋めておくことが挙げられます。便器と床の隙間がbいていることがあります。隙間が生まれていると、ゴミや汚れが溜まりやすくなります。その結果、便器だけでなく隙間の掃除も必要になるため、負担が大きくなります。掃除の負担を軽減させるためにも、入居前にテープや隙間埋め材等を使って便器と床の隙間を埋めておきましょう。

害虫対策

入居前には、害虫対策を行いましょう。築年数が古いお部屋や飲食店が近い場合など、害虫が発生する恐れがあります。害虫は靴や衣服に付着して部屋に侵入したり、エアコンの配管を伝って部屋に侵入したりなど侵入経路が多いです。

害虫を殺虫する方法は、以下の通りです。

  • 燻煙殺虫剤を焚く
  • エアコン配管へのキャップ設置

燻煙殺虫剤は、害虫の毒となる煙を焚きます。そのため、人やペットが居る状態では使用することができません。燻煙殺虫剤の使用は、必ず入居前に行いましょう。

その他

最後に、その他として下記の箇所の入居前にやるべき内容をご紹介します。

開口部の隙間埋め

入居前には、窓や襖などの開口部の隙間は埋めておきましょう。トイレと床の隙間同様、開口部の隙間もゴミや汚れが溜まりやすい箇所の1つです。また、隙間が空いていると気密性が劣る原因にもなります。掃除や部屋の快適性にも影響してくるため、入居前に開口部の隙間埋めは必要になります。

家具・家電のシール剥がし

家具・家電を事前に新品で購入してある場合、入居前に、家具・家電のシール剥がしを行いましょう。引っ越し当日や入居数日間は、荷ほどきや新居の段取りがあり、忙しくなります。そのため、家具・家電のシール剥がしは後回しにされがちです。

家具・家電のシール剥がしを入居前に行っておくことで、引っ越し当日や入居数日間のタスクが軽減されます。家具・家電のシールには、注意事項が記載されている場合があります。シールを剥がす際には、剥がしていいかどうかを確認した上で、剥がすようにしましょう。

賃貸物件への入居前の掃除や準備に役立つ6アイテム

入居前にやるべき4つのこと、いかがでしたか。

続いて上記にご紹介した4つのことに役立つアイテムをご紹介致します。

防カビ剤

防カビ剤は、浴室のカビ防止に効果的なアイテムです。防カビ剤を入居前に散布しておくことで、入居後も浴室の掃除が楽になります。LIONが発売している「おふろの防カビくん煙剤」等があります。防カビ剤は、ホームセンターや薬局など様々なところで購入することができます。掃除の負担を少しでも減らすためにも、防カビ剤を準備しておきましょう。

ワイパー

ワイパーは、床の汚れやゴミなどを拭き取る際に役立つアイテムです。使い捨てシートタイプのワイパーも販売されているため、毎日の掃除用具としておすすめです。

入居前の場合、室内のクリーニングが行われていても、人によっては細かい部分が気になることがあります。汚れやゴミを放置してしまえば、荷物搬入後の掃除になってしまうため、労力と時間がかかります。

入居後の負担を軽減させるためにも、ワイパーを準備し、汚れやゴミがあった場合は家具・家電搬入前に掃除しておきましょう。

マスキングテープ

マスキングテープはおしゃれなものを想像する方も多いかもしれませんが、各設備の隙間や部屋の角などに張っておくことで、汚れ予防にもなります。また、防虫機能付きのマスキングテープもあり、害虫対策ができるアイテムです。

また、1階に住んでいる場合、人目が気になるけど光は取り入れたい、という人もいらっしゃると思います。最近ではガラス用のマスキングテープも販売されています。自然な透け感でUVカットができ、おしゃれに目隠しができるのが特徴です。

シール剥がし材

シール剥がし材は、家具や家電、設備・壁などに張られているシールを綺麗に処理することができるアイテムです。無理矢理シールを剥がしてしまうと、綺麗に剥がすことができず跡が残ります。シール剥がし材を活用することで、綺麗にシールを剥がすことができるため、おすすめです。100均やホームセンターなどにも販売されているため、入居前に購入しておきましょう。

保護シート

保護シートは、家具や家電の搬入時に起こる傷対策や滑り止め対策に有効的なアイテムです。家具や家電だけでなく、各設備にも使用できる汎用的なアイテムです。靴箱に保護シートを設置しておくことで、靴の汚れを防ぐこともできます。入居後も活用できるアイテムなので、入居前から準備しておきましょう。

フィルター・カバー

フィルター・カバーは、油汚れ防止効果があるアイテムです。日常的に自炊をおこなう場合、油を使った料理をすることが多くなるでしょう。油は飛び散りやすく、汚れになってしまうと掃除しにくくなります。入居後の負担を軽減させるためにも、入居前からフィルター・カバーを付けましょう。

コーティング・ワックス

コーティング・ワックスは、フローリングを清潔に保つのに効果的なアイテムです。入居前にコーティング・ワックスを行うことで、荷物搬入時を綺麗な状態で迎えられます。

搬入後のコーティング・ワックスは、荷物を移動させながらの作業になるため、時間や労力がかかります。そのため、入居後ではなく、入居前のコーティング・ワックスをおすすめします。

「入居前にやるべき4つのこと」を事前に行うことで得られる3つのメリット

上記にお伝えした「入居前にやるべき4つのこと」を事前に行っておくことで、得られるメリットをお伝えします。

引っ越し後の片付け・掃除などがスムーズに行える

入居前にやるべきことを事前に行うことで、引っ越し後の片付け・掃除がスムーズに行えます。入居後は、開封したゴミの片付け・掃除・入居手続きなどまだまだやるべきことが残っています。

入居前にやるべきことを怠ってしまうと、引っ越し後の片付け・掃除と重なってしまい、負荷がかかってしまいます。引っ越し後の作業を軽減させるためにも、入居前にやるべきことを事前に行っておきましょう。

原状回復の証明になる

入居前にやるべき各所のチェックを行っておくことで、退去時の原状回復の証明になります。入居前に各所のチェックや写真撮影を行っていないと、退去時に傷や汚れがいつついたのかの判断が難しいです。

その結果、退去時の敷金の返金や傷の確認に時間がかかってしまうことがあります。入居前に各所のチェックや写真撮影は、原状回復の証明として十分なため、もめるのを避けられます。

荷物搬入時の傷や汚れを防げる

入居前に保護マットを敷いておくことで、荷物搬入時の傷や汚れを防ぐことができます。特に、冷蔵庫やベッド、食器棚など大きな荷物の搬入になってしまうと、気付かないうちに床や壁に傷や汚れがついてしまうことがあります。入居前に保護マットを敷いておけば、大きな荷物の搬入であっても壁・床への傷や汚れを防ぐことが可能です。

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賃貸物件の入居前にやるべきことを確認し、スムーズに入居を済ませよう

今回は、入居前にやるべきことや手続きについて詳しくご紹介しました。

初めての引っ越しとなると、入居前に何をしたらいいのかわからないといった方が多いと思います。本記事でご紹介した通り、入居前には複数のやるべきことや手続きなどがあります。

入居前に一気にやろうとすると、大変です。特に、1人での引っ越しとなると負荷がすべてかかってしまいます。入居をスムーズに進めるためにも、当記事を参考に、新生活の準備を進めてみてください。


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