家具家電付き賃貸物件のデメリットとは？メリットと比較し家具家電付き賃貸物件の良さを知ろう！

2月・3月はお部屋探しシーズン！学生さんや社会人の方も、新生活に向けてお部屋探しをされる時期ですね。

これからお部屋探しを検討している方のなかには、家具家電付き賃貸物件について興味がある方が多いのではないでしょうか。家具家電付き賃貸物件とは、家具や家電が入居時から備え付けられている賃貸物件のことです。

今回は、家具家電付き賃貸物件に興味がある方に向けて、下記の内容をご紹介します。

家具家電付き賃貸物件とは

家具家電付き賃貸物件とは、生活するのに必要な家具や家電が入居時から揃っている賃貸物件のことです。家具家電付き賃貸物件は単身向け物件に多い傾向があります。

家具家電付き賃貸物件に備わっている家具や家電の例は以下の通りです。

ベッド
テレビ
テレビ台
テーブル
イス
カーテン
洗濯機
冷蔵庫
電子レンジ
電気ケトル
掃除機

選ぶ賃貸物件によって備え付けられている家具・家電は異なります。そのため、入居前にどういった家具や家電が備え付けられているのかを確認しておきましょう。また、一般的な賃貸物件と家賃が異なる場合もあるので、家具や家電の内容だけでなく、契約形態についても聞いておくことを推奨します。

家具家電付き賃貸物件の4つのメリット

物件を検討する際に、家具家電がついているメリットは何なのでしょうか。
家具家電付き賃貸物件のメリットをご紹介致します。

メリットを確認しておくことで、家具家電付き賃貸物件の魅力について知ることができます。家具家電付き賃貸物件に興味がある方は、1つずつ見ていきましょう。

初期費用を抑えられる

家具家電付き賃貸物件のメリットとして、初期費用が抑えられるといったことが挙げられます。新居に引越しする際、敷金や礼金に関する費用以外に家具や家電などの購入費用が初期費用の大半を占めます。

家具家電付き賃貸物件では、生活に必要な家具や家電が備え付けられているため、家具家電の購入費用がかかりません。そのため、単身赴任で家族と離れて暮らす方や学生など初期費用を抑えたい方におすすめです。

とはいえ、家具家電付き賃貸物件によって備え付けられている家具や家電のグレード・デザインは異なります。賃貸物件によっては買い足しが必要になるため、内見時や契約時に家具や家電の状態を入念にチェックしておく必要があります。

家具家電の処分費用がかからない

家具家電付き賃貸物件に住んでいれば、退去時にかかる家具家電の処分費用がかかりません。そのため、退去時は手間なく楽に引っ越しを済ませることができます。

処分費用は、家電リサイクル法によって家具や家電の種類で大きく費用が異なります。数万円〜数十万円するケースがあるため、少しでも初期費用を抑えたいといった方には痛手に感じるでしょう。

そのため、退去時に少しでも費用を減らしたいと考えている方は、家具家電付き賃貸物件への入居がおすすめです。

引っ越しが楽に済ませられる

家具家電付き賃貸物件では、移動させる荷物が身の回りのものだけになるため、引っ越しが楽に済ませられます。特に1人暮らしの場合だと、段ボール数もかなり減らせるため、引っ越し業者に頼まなくても引っ越しができる可能性があります。

家具家電付き賃貸物件は、急な引っ越しに対応できるのもメリットです。特に転勤や入学等で引っ越しの期間が短い方には大きなメリットだと言えます。気を付けておきたいのは、どの家具家電が賃貸物件の設備であったかを確認しておくことです。設備である家具家電を持ち出してしまうと費用を取られますのでご注意ください。

短期間だとお得に生活ができる

家具家電付き賃貸物件のメリットとして、短期間だとお得に生活ができることが挙げられます。例えば、単身赴任で短期間の引っ越しをしなければいけない場合、家具家電付き賃貸物件であれば、家賃や光熱費だけの費用負担で済みます。

しかし、長期間、たとえば5年や10年住む場合、備え付けの家具家電が使いにくかった場合にストレスがかかってしまう場合があります。そのため、長期的に賃貸物件に住むことを考えている場合は、検討する必要があります。

家具家電付き賃貸物件の4つのデメリット

家具家電付きのメリットはお分かりいただけましたでしょうか。

便利な設備ではありますが、デメリットを抑えておくことで、家具家電付き賃貸物件についてさらに理解を深めることができます。

また、入居前や入居後のトラブルにも事前対策できるため、1つずつ確認しておきましょう。

間取りの制限を受けてしまう恐れがある

家具家電付き賃貸物件の場合、間取りの制限を受けてしまう恐れがあります。例えば、既に備え付けられている家具や家電の大きさが大きかったり、形が個性的なものだったり、狭い間取りにすでに家具家電が備え付けられているなどの要因で、追加の家具を置くことができない場合があります。
レイアウトにこだわりたいと考えても、配線の問題や備え付け家具の位置の問題により、レイアウトが難しい場合もあります。間取りをこだわりたいという方は、契約時に間取りと家具・家電の大きさや形の確認を行いましょう。

デザインや機能が自分の好みではない可能性がある

家具家電付き賃貸物件の場合、既に備え付けられている家具や家電のデザインが自分の好みではない可能性があります。そのため、インテリアにこだわりたい方は住みにくく感じるでしょう。

また、家電の機能も自分の好みにすることができません。そのため、冷蔵庫やエアコンなど機能面が重視される物の場合、機能が不十分であっても使い続けなくてはいけません。家具家電付き賃貸物件に住むときは、家具家電のデザインだけでなく、機能面についても確認しておくことが重要です。

家具家電が故障した際の責任問題について

家具家電付き賃貸物件のデメリットとして、家具家電が故障した際の責任問題が複雑ということが挙げられます。一般的に賃貸物件の契約書で家具家電が付帯設備と表記されていれば、故意で故障したもの以外は大家負担になります。

しかし、契約書に「設備外」や「貸与」と表記してあれば、入居者が故障した家具家電の修理や交換費用を支払う必要があるのです。また、前住人が家具家電を壊した場合であっても入居者が費用を負担しなくてはいけません。家具家電の故障に関するトラブルに発展しないためにも、契約書の表記を確認しましょう。

グローバルセンターでは、故意過失でない場合、家具家電が壊れても無償で交換できる家電10点セット付きのお部屋もご用意しております。詳しくは下記をご確認ください。

家具家電付き賃貸物件に住むときの注意点

ここまで、家具家電付き賃貸物件に関するメリット・デメリットについてご紹介してきました。ここからは、実際に家具家電付き賃貸物件に住む時に注意しておきたい3つのことをご紹介していきます。

注意点を知っていれば、家具家電付き賃貸物件に住む際にスムーズに新生活をスタートさせられます。住んだ後にトラブルに巻き込まれないためにも、3つの注意点について確認しておきましょう。1つずつ順番にご紹介していきます。

家具家電が不要でも処分しない

家具家電付き賃貸物件の場合、不要な家具家電の処分ができません。物件によっては処分してくれるケースもありますが、ほとんどないため注意が必要です。

また、家具家電がいらないからといって勝手に処分してはいけません。勝手に処分してしまうと退去後にトラブルに発展してしまいます。入居前に必ず、どの家具家電が備え付けられているのかどうかを確認し、入居を検討しましょう。

家具家電が故障した際の対応方法を事前に確認しておく

家具家電付き賃貸物件の場合、家具家電が故障した際の対応方法を事前に確認しておきましょう。先述した通り、家具家電の故障時の対応方法は契約書に表記されています。しかし、なかには契約書の内容をどちらも確認していないこともあります。

そのため、入居前に家具家電が故障した際にはどちらが対応するのかを確認しておきましょう。賃貸借契約書に書かれている場合もあります。契約書の表記によって費用負担者が異なります。事前に確認しておくことで対応方法の認識が明らかになり、トラブルなく住み続けることができます。

高松市の不動産会社グローバルセンターでは、故意過失でない場合は家具家電が壊れても無償で交換できる家電10点セット付きのお部屋をご用意しております。詳しくは下記をご確認ください。

家具家電付き賃貸物件はこんな人におすすめ

家具家電付き賃貸物件はどんな人が向いている傾向にあるのでしょうか。

転勤・単身赴任などで短期間の引っ越しを考えている方

家具家電付き賃貸物件は、転勤や単身赴任などで短期間の引っ越しを考えている方におすすめです。特に単身赴任の方は、新しく家具家電を買ってしまっても、元の場所に戻る際に処分費用がかかってしまいます。異動が多い会社勤務の方にもおすすめです。

家具や家電の機能やデザインにこだわりがない方

家具家電付き賃貸物件は、家具や家電の機能やデザインにこだわりがない方におすすめです。なぜなら、家具家電付き賃貸物件にある家具や家電は、すでに製品が決められているからです。すでにある家具や家電を捨てることは基本的にできません。自分好みの家具家電にしたいこだわりがある方は、家具家電付きの物件を内見する際にきちんと設置されている家具家電を見ておきましょう。

初期費用や引っ越しの手間を抑えたい方

家具家電付き賃貸物件は、初期費用や引っ越しの手間を抑えたい方におすすめです。なぜなら、家具家電付き賃貸物件であれば新たに家具や家電を購入する必要がないからです。引っ越し時の運搬が必要なかったり、荷造りが少なくなったりします。少しでも引っ越しに関する費用や労力を抑えたい方は、家具家電付き賃貸物件への引っ越しを検討しましょう。

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家具家電付き賃貸物件のデメリット・メリットを比較し、引っ越しを検討しよう

ここまで、家具家電付き賃貸物件に興味がある方に向けて、家具家電付き賃貸物件の概要や家具家電付き賃貸物件のメリット・デメリット、注意点などをご紹介してきました。

家具家電付き賃貸物件は、引っ越しの際に家具や家電を購入する必要がないため、初期費用が抑えられたり、引っ越しが楽に済ませられたりします。また、転勤や新生活など短期間の引っ越しであればお得に生活ができるのも家具家電付き賃貸物件の特徴です。

しかし、家具家電付き賃貸物件では間取りに制限を受けたり、レイアウトが自分好みにできなかったりなど複数のデメリットもあります。これから家具家電付き賃貸物件への引っ越しを検討している方は、当記事のメリット・デメリットを押さえ、本当に自分自身に合っているのかどうかを検討しましょう。